大きな変化として、特定非営利法人スローレーベルを設立しました。
この頃より、モノづくり場づくりからより身体表現を使った、
パフォーミングアーツに挑戦し始めました。
横浜市の文化観光局・健康福祉局と共に、突出した能力をもつ障がい者と
多様な分野のプロフェッショナルを繋ぐ現代アートの国際展「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」を
2014年と2017年に開催。2020年も開催する予定です。
また、市民参加型パフォーマンス「SLOW MOVEMENT」も開始し、
青山や新豊洲、大阪、静岡など全国各地でプロジェクトを展開しました。
そうした動きの中で、地域の社会課題を解決していく有効な手段としての
「ソーシャルサーカス」に出会い、世界各地へ出向きリサーチを重ね
「SLOW CIRCUS PROJECT」を立ち上げました。
障がいのある人たちのエンパワメントを目的とし、2020年や以降にも
「SLOW CIRCUS PROJECT」は、スローレーベルの目指す社会をつくっていく
重要なファクターになっていきます。
活動が多岐に渡ってきた事もあり、ブランドの見え方や伝わり方を整理する事が
早急に求められホームページのリニューアルを行いました。
訪問者に多様な現在進行形の活動を、俯瞰して理解してもらいやすいページが必須だと思い、
各プロジェクトを商品棚に並べたような仕組みのSLOW WORLDを設けました。
ホームページのリニューアルは、対外的にも効果がありますが、
何よりインナーブランディングとしても役割が非常に大きかったと実感しています。
Art Direction : 古川智基・荻田純
Design : 向井翠(SLOW JOURNAL )
香山ひかる(WEB)
Coder : 田中雄太