オーナーの名越さんの「鹿は残したいんですよね。」と言われて始まった
リブランディングのお手伝い。ご夫婦で開業されて1年半の2016年にご相談に来られました。

苦楽園から少し線路沿いに歩いたら、見えてくるコーヒーロースター「BUNDY BEANS」。
鹿のロゴマークと内装がいい感じの空気感を出してるお店でしたが、
もっと、ブランド力をアップさせたいとのご希望でした。

名越さんは全国大会で準優勝されるほどの焙煎技術の持ち主なので、
コーヒーはもちろん美味しく、内装も素敵にリノベーションされていました。　
ヒアリングのなかで、残していく部分と変えていく部分を整理し、ロゴマーク・
商品パッケージ・メニュー・リーフレット・ギフト商品などを新たにデザインし、
ブランディングの重要なタッチポイントになるホームページを作りこみました。

名越さんは次のチャレンジも考えておられ、さらに豆の焙煎に力を注ぎたいとの思いから、
2019年に焙煎機を買い替えられました。そして、そのカッコいい焙煎機を、
お店のシンボルとして見えるように内装のリニューアルをお手伝いしました。
内装のディレクションで心がけたのは、少し大人になったBUNDY BEANSです。

ブランディングは一度決めたら絶対に変わらないモノではなく、育てていくモノで、
その時代や社会・環境・人によって変化し、成長していくことが大切だと思います。

Art Direction : 古川智基
Design & Illustration : 前田悠樹
Progress management ： 梶記子
Coder : 小西一紘